バイクデビューを考えている初心者の方にとって、最初のヘルメット選びはとても重要です。
安全性はもちろん、自分に合った快適なヘルメットを選ぶことで、より楽しいバイクライフを送ることができます。
本記事では、初心者の方が知っておくべきヘルメットの選び方について解説します。

僕もバイク乗り出して急いでメット買ったんやけど…
あとでもっとしっかり選べばと後悔してしまった…



そんな弟みたいにならんよに、
ヘルメットの選び方を解説!
ヘルメットの種類と特徴
ヘルメットにはいくつかの種類があります。
それぞれの特徴を知り、自分の用途や好みに合ったものを選びましょう。
1. フルフェイスヘルメット


顔全体を覆うデザインで、安全性が最も高いタイプです。高速道路や長距離ツーリングに向いており、風や騒音からしっかり守ってくれます。
メリット:
- 高い安全性
- 優れた防風・防音性能
デメリット:
- 通気性がやや低い
- 脱着が少し面倒
2. ジェットヘルメット


顔部分がオープンになっているヘルメットで、視界が広く、街乗りに最適です。
メリット:
- 軽量で扱いやすい
- 開放的な視界
デメリット:
- 顔部分の防護が弱い
- 高速走行時に風が入りやすい
3. システムヘルメット




フルフェイスヘルメットとジェットヘルメットの両方の特徴を兼ね備えたタイプで、顎部分が開閉可能です。
メリット:
- シーンに応じて使い分けが可能
- ツーリングにも街乗りにも対応
デメリット:
- フルフェイスよりも重い
- 構造が複雑なため価格が高め
4. ハーフヘルメット


頭部のみを保護するタイプで、開放感があるデザインです。
メリット:
- 軽量で持ち運びが簡単
- ファッション性が高い
デメリット:
- 保護範囲が狭い
- 高速走行には不向き
安全基準を確認しよう


ヘルメットを選ぶ際は安全基準をクリアしているか確認しましょう。
ヘルメットについているマークを確認すると、安全基準をクリアしているか判断ができます。
PSCマーク


国が定める安全基準を満たした製品に貼られるマーク。この表示がないと、日本国内での販売ができない決まりとなっています。
PSCマークの無いヘルメットを販売した場合、販売側が罰則の対象となります。
したがって、PSCマークがないヘルメットを使用しても違法ではありませんが、国内の安全基準を満たしているか不明なヘルメットは、安全性の面から避けるのが賢明でしょう。
SG規格


製品安全協会の安全基準を満たした製品の安全を保障する規格。
このマークが付いたヘルメットは、製品の欠陥が原因で人身事故が発生した場合に、賠償を受けることができます。
SG基準はPSC基準と同等またはそれ以上の基準を満たしているため、PSCマークと併せて取得されることが多く、これらのマークは同じラベルに表示され、ヘルメットにシールとして貼り付けられていることが一般的です。
JIS規格


日本工業規格(JIS)は、工業標準化法に基づいて制定された規格で、JISマーク表示制度により品質基準を定め、適合した製品に付与されます。
ヘルメットは落下試験などの厳しい性能テストをクリアしたうえで認定されており、125cc以下限定の「JIS 1種」と、排気量の制限がない「JIS 2種」の2種類が設定されています。
SNELL規格


カーレース中に事故で亡くなったレーサー、ピート・スネル氏の友人らが設立したスネル記念財団による規格。
特に衝撃吸収や貫通試験の基準が厳しいことで知られています。
約5年ごとに基準が見直され、より高い安全性が求められる点も特徴です。
国際的に高い評価を受けており、レース用ヘルメットにも採用されているほか、FIM主催の国際レースではSNELL規格をクリアしたヘルメットの使用が必須となっています。
DOT規格


アメリカ合衆国運輸省(DOT)が定めるバイク用ヘルメットの安全基準(FMVSS No.218)で、衝撃吸収性能や貫通耐性などの最低限の安全基準を規定しています。
公道で使用するオートバイ用ヘルメットが満たすべき最低限の基準を定めたもので、日本のJIS規格に近いイメージです。
サイズの選び方
ヘルメットはサイズが合わないと安全性や快適性が大きく損なわれます。
以下の手順で正しいサイズを選びましょう。
- 頭の周囲を測定: メジャーを使い、眉の少し上から後頭部を一周する長さを測ります。
- メーカーのサイズ表を確認: サイズ表を基に自分の頭囲に合ったサイズを選びます。
- 試着する: 店舗で試着し、頭にフィットしているか確認しましょう。きつすぎず、緩すぎないのが理想です。
ヘルメット選びのポイント
1. 用途に合わせて選ぶ
- 通勤・街乗り: ジェットヘルメットや軽量なフルフェイスがおすすめ。
- ツーリング・高速走行: フルフェイスやシステムヘルメットが適しています。
2. 快適性を重視する
- 通気性: ヘルメット内に換気口があるか確認しましょう。
- インナー素材: 取り外して洗えるインナーは清潔に保ちやすいです。
3. デザインとカラー
- 視認性を高めるため、明るい色や反射素材を取り入れたデザインを選びましょう。
4. 予算に合わせて選ぶ
- 安全性を重視しつつ、予算内で購入可能なモデルを選びましょう。
まとめ
バイクヘルメットは安全性と快適性を兼ね備えたものを選ぶことが大切です!
種類やサイズ、用途に応じた選び方を参考に、自分にぴったりのヘルメットを見つけましょう。



ちなみに僕はレトロでクラシカルなデザインのメットが好き!



そんなクラシックなメットをまとめてるから見てな〜